サロン経営を続けている理由
こんにちは!
3月に入り、埼玉も春の陽気と変わってきて
朝からすがすがしい気分♪
この季節になると、関東に移住した17年前の春、
サロンオープンした7年前の春のことを
思い出します。
現在は、ヘッドスパサロンとして展開していますが
それは1年半前から。
その前の6年半はトータルビューティーサロンを
営んでおりました。
もともと、独立心など全くなかった私が独立開業に
目覚めた理由や現在も続けているのには、
ある理由があるのです。
独立前、私は美容室でまつげメニューや
エステメニューを担当していました。
社会復帰して間もない私はブランクもあって
オドオドしながら仕事をしていたと思います(笑)
技術にも自信がなく、
家事や育児の時間の合間に必死で練習していたのを
思い出します。
そんな日々を続けていると私にもちょっとずつ
お客様が増えていき、退職するときには
お昼休憩も取れないほどのご予約が入るように
なりました♪
それと同時に、私の心境にもお客様に対する責任感や
感謝の気持ちがどんどん大きく変化して、
お客様たちにもっと喜んでもらいたいと
思うようになり、サロンオープン♪
ですが、人生そんなに甘くないですね( ノД`)シクシク…
経営に関して全く無知の右も左もわからない私。
今までのようにお客様に喜んでいただくどころか
経営に追われ身も心もボロボロに。。
スタッフの突然の退職や集客も思うようにいかず
経営もどんどん悪化。借入金もどんどん増え。。。
資金も底をつきだし本当に危なくなっていたとある日。
美容室で働いていたころから、ずっと通ってくださって
いるお客様からこんなことを言われたのです。
お客様「大熊さんご飯食べてる?寝てる?」
私 「........」
当時私は、少しでも節約できればと
朝食抜き、昼食はコソコソ1人で隠れて即席みそ汁1杯
家族にはダイエットしてると偽り、夕飯は家族分のみ作り
睡眠も質が下がりきちんと眠れていなかったのです。
そんな生活だと憔悴するにきまってますよね( ノД`)シクシク…
「大熊さんはね、こんな風にすればこんなメニューがあれば喜んでもらえるんじゃないか?という気持ちだったり想いはもう十分すぎるほど伝わってるよ」
「でもね。。」
「私が通い続けているのは、あなたに会えば元気になれるの。あなたはいつも明るくって前向き。そこが大好きで会いに来ているんだよ。きっとそれは私だけじゃなくて今、通ってるお客さんみんなだと思う」
「技術も大切だろうし、経営も大切だと思う。だけど本来の大熊さんがなくなっちゃったら、倒れたら私どこでお世話になればいいの?」
そう言われはっとした気持ちになりました。
私は何をしているんだろう?と。
この言葉で救われました。
それからは、何かあった時もこの言葉を思い出し
乗り越えることができ現在は経営も安定しています。
この言葉をかけてくださったお客様も
今も通ってくださっています。
美容業は接客業でもあります。
技術もとても大切ですが、
私が一番大切にしているお客様との信頼関係。
お客様からお見送りの時に笑顔で
「ありがとう。来月もお願いね。」
そう言ってもらえる、そう思ってもらえることが
本当にうれしく私の原動力になっています。
次回ご来店の時も、お出迎えの時よりお見送りの時の方が
笑顔いっぱいになっていただけるように今日も頑張ります♪
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